今回は、ミナミヌマエビを発送するときに注意していることや、発送してから到着するまでにかかる日数について、実際に発送している立場から詳しくお伝えします。
「ミナミヌマエビをネットで購入したけど、発送中は大丈夫なの?」
「発送されてから何日くらいで届くの?」
「まだ届かないけど大丈夫?」
このような不安を感じる方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、発送前にどのような準備をしているのか、また発送してから到着するまでの日数について説明します。
1.ミナミヌマエビを発送する前に気をつけていること

ミナミヌマエビをできるだけ元気な状態でお届けするためには、発送する前の準備が非常に重要です。
特に気をつけているのが、
・エビの健康状態
・発送前の餌切り
・梱包時の水量
この3つです。
まずは元気な個体を発送する
当然のことですが、発送する個体の健康状態には気をつけています。
ミナミヌマエビは比較的丈夫なエビですが、発送中は普段の飼育環境とは違います。
袋や容器の中で過ごすことになり、温度変化や振動など、普段の水槽では受けないストレスもかかります。
そのため、もともと弱っている個体を発送すると、輸送中のストレスに耐えられない場合があります。
できるだけ元気な個体を選んで発送することが大切だと考えています。
発送前には餌切りをする
発送前には餌を控える「餌切り」を行っています。
これは、発送中の水質悪化を防ぐためです。
エビが普段どおり餌を食べると、当然ですが排泄物も出ます。
普段の水槽であれば、水量も多く、ろ過や水草などによってある程度水質が維持されています。
しかし、発送時は限られた水量の中で長時間過ごすことになります。
そのため、発送前に餌を控えておくことで、輸送中の排泄物による水質悪化をできるだけ抑えるようにしています。
容器いっぱいに水を入れればいいわけではありません
ここは意外に思われる方もいるかもしれません。
「エビが入る容器なら、水をたくさん入れたほうが安心なのでは?」
と思いますよね。
実は、そうとは限りません。
以前、私はタレビンを使ってオオミジンコを発送したことがあります。
そのとき、容器いっぱいに飼育水を入れて発送したところ、残念ながら全滅させてしまった経験があります。
原因の一つとして考えられるのが、酸欠です。
容器いっぱいに水を入れてしまうと、水面と空気が触れる部分が少なくなり、輸送中の酸素確保という点で不利になる場合があります。
この経験から、
「水は多ければ多いほどいい」
というわけではないと考えるようになりました。
発送する生体に合わせて、適切な水量と空気のスペースを確保することが重要です。
これはミナミヌマエビを発送するときにも意識しているポイントです。
2.発送してから届くまでの日数について
次に、実際に発送してから到着するまでの日数についてです。
発送方法によっても到着までの日数は変わります。
例えば、ゆうパックの場合は、地域によって到着予定日時が表示されることがあります。
一方、ゆうパケットの場合は、発送する地域やお届け先、郵便物の状況などによって、予定より到着が遅れることがあります。
そのため、
「○日に発送したから、必ず○日に届く」
というものではありません。
3.日本郵便のお届け日数を確認する

日本郵便の公式サイトでは、差出元とお届け先の郵便番号を入力することで、おおよその配達日数を確認できます。
「発送されたけど、いつ届くのかな?」
「まだ届かないけど大丈夫かな?」
と心配になった場合は、まずこちらで確認してみてください。
▼ 日本郵便のお届け日数を調べる
上記のページから、お届け先の郵便番号を入力して、おおよその配達日数を確認できます。
特にゆうパケットなどの場合は、ゆうパックと比べて到着まで時間がかかることがあります。
私のこれまでの発送経験では、上記で表示される日数に加えて、さらに1日程度かかるケースも含めて考えていただくとよいと思います。
ただし、これはあくまで私の発送経験をもとにした目安です。
天候、交通事情、郵便物の取扱状況などによって遅れる場合もあります。
そのため、表示された日数で必ず届くというものではありません。
4.「まだ届かないけど大丈夫?」と心配になったとき
ミナミヌマエビを購入された方から、
「まだ届きません」
「発送されてから何日も経っていますが大丈夫ですか?」
と心配されることがあります。
生き物ですので、心配になるお気持ちはよく分かります。
ただ、発送後すぐに届かないからといって、必ずしも異常があるとは限りません。
まずは追跡番号から現在の配送状況を確認してみてください。
そのうえで、日本郵便のお届け日数の目安と照らし合わせて確認していただくと、現在どの程度の日数がかかっているのか判断しやすくなります。
私の場合は、これまでの発送経験から考えて、表示されている目安の日数に加えて1日程度を見ていただくことをおすすめしています。
もちろん、これは到着日を保証するものではありません。
あくまで「これくらいの日数がかかることがあります」という目安としてお考えください。
まとめ
ミナミヌマエビを安全にお届けするためには、発送してからの配送だけでなく、発送前の準備も重要です。
私が特に気をつけているのは、
・元気な個体を選ぶ
・発送前に餌切りをする
・発送する生体に合わせて水量を調整する
・輸送中の酸素不足や水質悪化をできるだけ防ぐ
・配送日数はあくまで目安として考える
といった点です。
特に「水は多ければ多いほどいい」というわけではありません。
以前、オオミジンコの発送で容器いっぱいに水を入れてしまい、酸欠によって全滅させてしまった経験があります。
こうした失敗経験も含めて、できるだけ安全にお届けできるよう発送方法を工夫しています。
生き物の発送ですので、どうしても輸送中の環境変化や配送状況など、自分ではコントロールできない部分があります。
そのため、配達日数についても「○日に必ず届く」というものではなく、あくまで目安としてご理解いただければと思います。
赤いミナミヌマエビを購入していただいた方に、少しでも安心して到着を待っていただけるよう、発送前の準備から発送後の配送まで、できる限り丁寧に対応しています。

