昨日おすすめ銘柄メドレックス(4586)、9月25日S高からPTS上昇を踏まえた今後の投資戦略

株式投資

昨日おすすめさせていただいたメドレックス(4586)が、9月25日、東京グロース市場の注目銘柄はストップ高となる125円で取引を終えました。さらに引け後のPTS(私設取引システム)では、一時155円まで買いが集まる展開となり、翌営業日に向けて市場の期待が高まっています。私自身もこの記事で取り上げたことをきっかけに少し買いを入れており、読者の方と一緒にこの銘柄の動きを追っていきたいと考えています。今回は、短期・中期・長期に分けて今後の戦略を丁寧に解説していきます。投資を検討している方の参考になれば幸いです。


1. 本日の動きを振り返る

まずは本日の動きを整理してみましょう。前場から買い注文が厚く、後場にかけて一気に値幅制限上限である125円まで到達しました。出来高も普段より大幅に増加しており、個人投資家だけでなく短期資金や機関系の買いも入り始めている可能性があります。引け後のPTSではさらに勢いが続き、155円という水準まで上昇。これは明日の寄り付きに大きな影響を与えるサインであり、ギャップアップで始まる可能性が高い状況です。

特にPTSでの上昇は、翌日の需給を先取りするような動きです。強気に見ている投資家が多いという証拠であり、早い段階から押さえておく必要があります。


2. 短期戦略(デイトレード・数日の値幅取り)

短期的な視点では、明日の寄り付きが非常に重要です。PTSの水準から逆算すると、寄り付きが150円前後になる可能性があります。

考えられるシナリオは以下の3つです。

  1. 高寄り→一気に急騰
    需給が過熱し、寄りからさらに買いが殺到して急騰。200円近辺を目指す動きもあり得ます。こうしたケースでは、寄り付き直後の勢いを逃さずに追随する戦略が有効です。
  2. 高寄り→利確売りで調整
    150円付近からスタート後、いったん利確売りに押されて130円台まで下落するパターン。この場合は焦って飛びつかず、押し目を拾うことが重要です。
  3. 寄り天井→一日かけて失速
    PTSで買った投資家の利確が集中し、寄り付き後に急落して戻らない展開。この場合は早めに損切りするか、翌日に持ち越さない判断が必要です。

短期で狙う方は、板の厚み・出来高の推移を常にチェックし、スピード感のある対応が欠かせません。


3. 中期戦略(数週間〜数か月)

中期目線では、この銘柄に資金がどれだけ継続して流入するかが焦点となります。直近のテーマ性や業績動向が後押しする形で資金が集まる場合、150円を超えたあとの定着がカギとなります。

・150円台で安定 → 次の節目200円を試す可能性
・一度調整して100円前後まで戻す → 再度買い場となる可能性
・出来高が急減し値動きが細る → 上昇トレンド終了のサイン

過去のグロース市場銘柄の値動きを見ると、1度火がついた銘柄は数週間にわたって資金が出入りを繰り返すケースが多く、ボラティリティが高い状態が続きます。このタイミングを活かして「押し目買い」「高値での部分利確」を組み合わせる戦略が有効です。


4. 長期戦略(半年〜数年)

長期的なスタンスを取る場合、単なる短期資金の流入ではなく、業績成長性や市場テーマとの親和性を冷静に分析する必要があります。今回の急騰は明らかに需給要因が強いですが、ここから先は企業そのものの成長ストーリーが問われます。

・業績の改善や黒字転換の見通し
・新規事業や業界テーマ(AI、半導体、EV、バイオなど)との関連性
・資金調達やM&Aのニュース

こうした材料が出れば、株価は一時的な仕手化ではなく、長期的な成長銘柄として再評価される可能性があります。逆に材料が乏しいままでは、株価は再び元の水準に戻っていくリスクが高いため、保有を続けるなら情報収集が欠かせません。


5. 私自身のスタンス

私は今回、実際に少し買いを入れています。理由は、チャートの勢いと市場の反応を体感しつつ、読者の皆さんと同じ目線でこの銘柄を追っていきたいからです。短期の値動きを楽しみつつ、押し目があれば中期での追加投資も検討しています。

ただし、あくまでリスクを限定した金額での参戦です。過去にも「勢いで急騰した銘柄」がその後一気に値を崩すケースを多く見てきました。したがって、大きく利益を狙うよりも、資金を守りながら段階的にトレードする姿勢を大事にしています。


6. 投資家が取るべき心構え

今回のような急騰局面では、誰もが「もっと上がるのでは」と期待を抱きます。実際にその期待が現実になることもありますが、同時に急落リスクも潜んでいます。

・一度に大きな資金を投入しない
・必ず損切りラインを決めておく
・利確は複数回に分ける
・過度な信用取引に頼らない

これらを徹底するだけで、大きな失敗を避けられる可能性が高まります。特にグロース市場は値動きが荒いため、「熱くなりすぎない」ことが最大の戦略といっても過言ではありません。


まとめ

9月25日のストップ高、そしてPTSでの155円到達は大きな注目を集めています。明日以降もボラティリティの高い展開が予想され、短期・中期・長期のそれぞれで異なる戦略が必要となります。

私自身も少し買いを入れており、読者の皆さんと同じ目線でこの銘柄を追い続けるつもりです。利益を狙うチャンスは十分にありますが、同時にリスクも存在します。資金管理を徹底し、冷静に市場と向き合いながら戦略を練っていきましょう。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、投資判断はすべて自己責任でお願いいたします。

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